ヒイラギ(ゼンメ)はシロギス狙いの投げ釣りなどの外道として釣れるお魚。
魚体のぬめりが強く、食べる部分が少ないのでそのままリリースされる事もしばしば。
しかし実はとても美味しい魚で、地域によっては釣れたら喜んで持ち帰るそうですよ。
大型がたくさん釣れた時は持ち帰ってお料理してみませんか?
ここでは ヒイラギ(ゼンメ)のさばき方・下処理方法 をご紹介します♪
イシグロ豊橋向山店のシゲさんからヒイラギ(ゼンメ)の釣魚料理情報が届きましたよ~
6月21日の浜名湖での釣行で、なんとヒイラギが50匹も釣れたそうです!
シゲさんからのコメント~
「 投げ釣り、サビキ釣りに行くといったいどんだけ海の中にいるの?
という位釣れてしまうヒイラギですが、実は美味しいお魚なのです!
そこで今回はサビキ釣りで釣れた大き目のサイズ数匹を持って帰り料理してみよう、と決めました。
(実は本命のアジが釣れないという話しは置いといて…) 」
あ、本命はアジでしたか…w
シゲさん、情報ありがとうございます。
ヒイラギと言えば魚体のヌメリが問題ですが持ち帰り方を気を付けて、下処理さえしっかりすれば大丈夫ですよ!
それではご紹介します。
< ヒイラギの持ち帰り方 >
魚体のヌメリが他の魚に移ってしまわないように、
ヒイラギだけを別のポリ袋に入れてからクーラーBOXへ入れて持ち帰るようにしましょう。
< ヒイラギの下処理方法 >
1 ボウルにヒイラギを移したっぷりの塩をまぶします。
2 手でかき混ぜるとヒレがブスブス刺さって手が血まみれになるのでお箸などでかき混ぜましょう。
3 水で塩を洗い流します。すると一緒にヌメリも取れます。
※ 1~3を3回ほど繰り返します。
4 ヌメリが取れた魚を写真のように斜めに切ります。
すると頭と一緒に内臓や腹骨も取り除く事ができます。
後は調理するだけ!甘辛く煮つけたり、
味噌汁やすまし汁に入れたり小型の魚は唐揚げにしてサクサク骨ごと食べたりもできるそうです!
その他は一夜干し、お刺身など。いろいろです
< ヒイラギの煮つけ >
煮つけや味噌汁の場合はヌメリを残して料理する場合もあるそうでヌメリがとろみになって美味しいそうですよ。
< ヒイラギの一夜干し >
一夜干しは下処理済のヒイラギを海水程度の塩水に30分~1時間位漬け込み、
キッチンペーーパーで水気をとった後、 「 ピチット一夜干しシート 」 にはさんで冷蔵庫に一晩でOK!
このブログではおなじみの逸品♪簡単に美味しい一夜干しが作れます。
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ヒイラギの身は簡単に取れる食べやすい白身、
そしてもっちりとした食感でとっても美味しいそうですよ~。
皆さんもヒイラギが釣れた時はぜひお料理にもチャレンジしてみて下さい!