今年も北海道知床半島の瀬渡しへ行ってきました。ターゲットは『 カラフトマス 』です。
お世話になったのは Ｆｉｓｈｏｎ英人丸 さん。シーズン終盤ですが魚はポイントに溜まっているため、９月は週末のみ出船しています。朝４時過ぎに明るくなり始めたところで出船。２０分ほどでポイントの『 モイレウシ 』へ到着。いつもは定番のスプーンを使いますが、今回はどうしてもプラグで釣りたかったので、１０ｃｍのフローティングミノーでスタートしました。
朝一は得意の河口周りを狙います。３０ｍほどキャストしてすぐリトリーブ。１０ｍ程リトリーブしたところで、ロッドが重くなり首を振る感触が手元に伝わってきます。なんと１投目からヒットです！しっかりフッキングしたところでカラフトマス得意の猛ダッシュ！ロッドが根元から曲がりドラグがチリチリと鳴ってラインが出ていきます。ロッドを立て気味にして我慢しつつ少しずつ寄せていきます。慎重にやり取りをして足元まで寄せたところでネットイン。ファーストフィッシュは５０ｃｍクラスのオスで、背張りですが綺麗な魚体でした。
その後数投するも反応が無い為スプーンに変更。すぐにアタリがありましたが掛かりが悪くバラしてしまいました。３０分を過ぎるとはっきりと明るくなってきたので、魚を見ながらルアーを巻いてきましたが反応が悪かったのでポイント移動。河口前で同行者がポツポツヒットさせていたので隣に入り、反応が良いというシルバー系のスプーンに変更してキャスト。数投目で上手く口を使ってくれてヒット！掛かると一気に走るので周りの釣り人と絡まないように注意しつつ一気に岸へずり上げます。
この時期の河口前には遡上直前の個体が溜まっていて、通常あまり口は使わなくなっているのですが、９月に入ってから釣り人が入っていなかったためか、あまりスレておらずポツポツヒットさせることができました。メス中心に１人５～１０匹弱ほどキープ。ヒットはバラシを含めて２０回前後はありました。
自分達のグループはスプーン中心のルアー釣りで、他の釣り人はフライとエサ釣りの方がいましたが、この日はスプーンへの反応が一番良かったです。
今シーズンはスタートが好調だったものの後半に新しい群れの接岸が少なく失速ぎみでしたが、魚がスレていないタイミングの釣行になり数釣りが楽しめました。羅臼周辺のカラフトマスのピークは例年お盆辺りですので、夏休みを利用しての釣行がオススメです。
【 今回の遠征内容 】
静岡駅→品川駅→羽田空港→女満別空港→羅臼(１泊)→相泊港→『モイレウシで釣行』→ウトロ(１泊)→女満別→羽田空港→品川駅→静岡駅
羅臼、ウトロ周辺で時間を見つけて渓流・カラフトマス・アキアジを狙った釣りをしました。
（ 交通費 ） 電車代：約１万２０００円(往復) 飛行機代：約４万円(往復) レンタカー代：１万３０００円(５０時間)
（ 宿泊費 ） ８０００円(２泊合計) （ その他 ） 食費、釣具、お土産代など
【 最終釣果 】 カラフトマス４０～６０cm ５～１０匹
【 今後の見込み 】 知床半島の羅臼側はほぼ終了。他のエリアも終盤～終了だと思います
【 使用タックル 】
スプーン等ルアー用タックル：シーバスロッド９ｆｔ ルアーウェイト２１～２８ｇ対応モデル
リール：シマノ２５００～４０００番 ダイワ２５００～３０００
ライン：ＰＥ０.８号１５０ｍ リーダー：ナイロン１６ＬＢ１.５ｍ またはナイロン１４ＬＢ１５０ｍ
ルアー：スプーン５ｇ、７ｇ、１０ｇ 赤金、青銀が必須
使用したタックル：シマノ オシアAR-C Ｓ９０６Ｌ、シマノ ストラディック４０００ＨＧＭ
ライン：剛戦ジギング８ブレイド０.８号２００ｍ ゴーセンＸリーダー１７ｌｂ１.５ｍ
スプーン：ダイワチヌークＳ ７ｇ アングラーズシステム バックス ５.１ｇ、６.５ｇ
カラー：赤金、グリーンゴールド、ブルーシルバー、ピンクシルバーなど
【 おすすめ商品 】 静岡周辺でも比較的用意しやすいスプーンのチヌークS、バックスで良く釣れます。この２種類は各重さ・カラーは確実に用意しておいた方が良いです。
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