↓16年12月 改訂版作成しました^^
今年もこのシーズンがやってきました!
冬の伊豆ライトソルトゲームの好ターゲット、メバルの紹介です!
まず、伊豆のメバルの特徴としては
サイズがデカいです!
25cmクラスは珍しくなく、“尺メバル”と呼ばれる30cmオーバー、更に最大で35cmクラスまで狙えます!
更に更に、大型が連発する事も!
※撮影後リリースしました。
もちろん漁港や堤防でも狙えますが、
大型狙いならゴロタ場がオススメです!
※安全対策は万全に!詳しくはこの記事の最後に紹介します。
ゴロタ場は東伊豆だけで見ても熱海から河津辺りまで多数存在し、各所で狙えます!
シーズンはだいたい11月位から梅雨時期位までとロングランです。
次は使用タックルの紹介です。
ゴロタ場のタックルは一般的なメバルタックルと比べ、かなりヘビーなものを使います!
★まずロッドの長さは8~9ft、硬さはルアーウェイトがMax10~15g位の物がオススメ!
ロング&パワーロッドのメリットは何といっても飛距離!広大なゴロタ場狙いには欠かせません。
更に根の荒いポイントでの大型メバルとのやり取りにも大きなアドバンテージがあります。
他にも外道でヒラスズキがヒットする事も珍しくないのでロング&パワーロッドがオススメです。
ただ、ロッドは硬ければ良いという訳ではなく、使用ルアーのメインウェイトになる5g前後の物が快適にキャストできて繊細に操作できる事が条件になりますので専用ロッドから選びましょう。
★次にリールとラインです。リールは2000番以下でもダメではないですが、オススメはパワーに優れた2500番、更に手返しの良さを考えるとハイギヤタイプがオススメです!
メインラインはPEラインの0.4~0.6号、リーダーはフロロカーボンの1.5~2号(6~8lb)をセットします!
このセッティングでメバルに主導権を与えずにゴリ巻きファイトする事が大事です。
なぜゴリ巻きするかと言うと、30cmオーバーの瞬発力は強烈です。特に根の荒いポイントでは油断するとあっさりラインブレイク!といった事も多々あります。なのでゴリ巻きができるリールと、魚との引っ張り合いで切れず、根ズレにも耐えられる多少オーバーなラインシステムが必要なんです。
PEラインとリーダーの強度バランスとしては、PE>リーダーにしておくと根掛かり時に海中にリーダーを残さずに根掛かりを切ることができる上、ラインシステムを組みなおす手間も省けるのでオススメです。
ちなみに私はPE0.6号(14lb)+リーダー8lbの組み合わせを使用しています。この組み合わせなら、PEが痛んでいない事が条件ですが、ジグヘッドの根掛かり箇所がフックなら伸ばして回収できる上、ヘッドが根掛かってしまいフックが伸ばせない場合でも9割以上の確率でリーダーとルアーの結束部で切る事ができています。
★次はルアーです。
ソフトルアー、ハードルアー共に色々な種類やリグがありますが、オススメはこの3種類です。
①シンキングペンシル
サイズとしては主に4~7cmクラスの物を使います。
特徴は飛距離が出る事と、アピール力が強く広範囲をテンポ良く探れる事!
DUO テトラワークスユラメキ(4.8cm6.3g)やラッキークラフト ワンダー60(6cm6.2g)、ストーム フラッタースティック(4cm3.5g)などがオススメです。
ただ、デメリットとしては根掛かりが多いので、純正のトレブルフックをシングルフックやダブルフックへの交換するのもオススメです。
②ジグヘッド+ワーム
まずジグヘッドは飛距離の出る3g前後でフックが太軸の物がオススメ!
特に軸の太さはゴリ巻きファイトで伸びない物が絶対です。
バス用の製品ですががまかつ ラウンド25R 2.6g&3.5gがオススメです。このサイズならファイトで伸びる事がほぼ無い上に、上にも書きましたが強度8lb位のラインシステムの場合、根掛かり箇所がフックなら伸ばして回収できるので効率的よく釣りをする事ができます。
合わせるワームは大型でアピール力の強いもの。サイズとしては2~2.5インチクラス、タイプとしてはシャッドテールタイプがオススメ!
これまたバス用ですがゲーリーヤマモト レッグワームやケイテック ワンナップシャッド2インチ、エコギア グラスミノーS等がオススメです。また、今秋新製品のダイワ 月下美人 ダックフィンビームも良さそうです。
これらのアピール力が強い物への反応が鈍かったり、魚のつき場がピンポイントでスレさせたくない時のフォローとして、動きのおとなしいピンテール系のワーム、コアマン ミニカリやジャッカル デカキビナーゴ等があるとバッチリです。
③飛ばしウキ+ジグヘッド+ワーム
なんといってもメリットは飛距離が出る事です!
また、飛ばしウキもラインナップが増え、重さ以外にも浮力や沈下速度が細かく設定された物も出ています。例えば、浮力の強い飛ばしウキを使えば沖の表層にワームを漂わせるといった芸当も可能になるなど釣りの幅が広がります。
アルカジックジャパン ぶっ飛びロッカー2がサイズと浮力のバリエーションが豊富でオススメです。
★次に必須装備です。
●ヘッドライト
ゴロタ場は明かりが全く無い所も多いので明るいヘッドライトが必須です。
また、故障等のトラブルに備えて予備のヘッドライトも持って行きましょう。
●浮力材タイプのフローティングベスト
もしもの場合に備えて必ず装着しましょう。自動膨張タイプは気室が岩にコスレて破裂する危険性があるのでNGです。
クッション性能もあるので転んでしまった時のケガ防止効果もあります。
また、ルアー用の物なら大型ポケットが付いているので収納にも便利です。
●ウェーダーやブーツ
あくまで濡れない為の装備です。夜間のウェーディングは危険ですので絶対にNGです。
ソールはフェルトスパイクがゴロタでもグリップが効きやすいのでオススメです。ラジアルソールはノリが生えたゴロタでは滑りやすいのでNGです。
●グローブ
寒さからの保護以外にも、転んでしまった時や不意に手をついてしまった時のケガ防止の意味でも装着しましょう。
クロロプレン製で内側がチタンフィルム張りになっている物は保温力が高く、濡れても冷えにくいのでオススメです。
★最後に、その他の注意点について。
●釣りの最中は勿論、釣り場までの道のり等も含め無理は禁物です。
●もしもの場合に備え、可能な限り複数人での釣行をおすすめします。
●事故などの緊急通報は海上保安庁のダイヤル「118番」へ!
後は気になる釣況ですが、11月下旬時点でポツポツ良型の釣果を聞くようになってきました!
その他の質問等ありましたら店頭で気軽にお尋ね下さい
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