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タックルオフ名東引山店より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!
(分類、ガイド交換)
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼内容と依頼品は・・・・、
こちらの、「CBワン VFR8210」です!
依頼内容は、
#1の1ガイド、2ガイド、3ガイド、4ガイド、5ガイド,
計5個のガイド交換。
Kガイドの片足から、
Kガイドの両足へ交換します。
ロッドについている現状ガイドの損傷が大きく、
ガイドよりブランクにキズが無いかが心配でした。
ブランクのトップからエンドまで確認、
目立った大きなキズも無く安心して作業に入ります。
今回の交換依頼のガイドは、
T-KWTGシリーズです!
富士工業の最上級ガイド!!
「トルザイトリング」とは、、、!
①リングが薄い為内径が稼げる!
②ガイドが軽い!
③強度がアップ!
④ラインに優しい!
良いとこ取りの総まとめのガイドです!
このガイドを使わない理由がない!
※細かな内容は、富士工業のホームページへ!
うんちくを読むと非常に使いたくなりますよ、魅力的なガイドです!
お客様からの指示分、
トルザイト両足ガイドがこちらです!
ガイドのつま先もしっかり削ります!
スレッドの乗り上がりを助けエポキシも綺麗に、
乗せる事が出来るので細かな所まで気を付けて
作業を進めて行きます。
➔
お客様の指定ガイドは以下!!
#1-1・1-2は、T-KWTG12使用。 (1,900円)×2個
#1-3は、T-KWTG16使用。(2,400円)×1個
#1-4は、T-KWTG20使用。(3,100円)×1個
#1-5は、T-KWTG25使用。(4,200円)×1個
となります。
ヒートガンで温めて、
スレッドを外していきます。
ガイドを外した跡の下地処理を実施、
ブランクに付いているエポキシの残りをなるべく取ります。
プラ板のエッジを使いエポキシが着いたブランクの表面を温めて、
プラバンのエッジで削って行きます。
熱が通っていれば意外と簡単にポロポロと古いエポキシが削れます。
エポキシの剥がし跡は残ってしまいますが大分綺麗になります。
※白いのがエポキシの削りカスです。 しっかり拭くと綺麗になります。
T-KWTGのダブルラッピングは、
元ガイドのパターンで5個分巻いていきます。
※こちらのダブルラッピングがお手本となります。
下地のダブルラッピングは右下の写真の様に、
スレッド2本を平行にして同時に巻いていきます。
隙間無く丁寧に巻くとシルバーとブラックが
螺旋状に整い元ガイド(お手本ラッピング)と
ほぼ同じ状態を作る事が出来ます。
各指定ガイドを、元のガイド位置(リング)に合わせて配置します。
ダブルラッピングの股下分の長さを測り、
ピンラインを入れる位置も確認して巻始めます。
ダブルラッピングの土台がこんな感じになります。
残り分×4個を巻きます。
巻き終えたらコーティングを薄く1回入れて、
翌日2回目を少し粘度を高めて塗ります。
➔
しっかりと乾燥を確認したらガイドの取付となります。
ピンラインを入れながら処理していきます。
巻き終えてから、ガイドの位置やズレを調整後、
ガイドのコーティングに入ります。
1回目は薄くガイド脚下に浸透させる感じで入れます。
2回目は肉持ちを重視してエポキシをかけます。
3回目は肉の厚みと形の調整をして乾燥させます。
大物用の竿なので乾燥はしっかりさせます。
元ガイドのコーティングの厚みと同じ程度まで、
エポキシを盛りバランスを取ります。
完成しました!
ご依頼店の
タックルオフ名東引山店へ
定期便にて返送致します!
今回はコーティングに厚みを持たせているので、
ガイド部の保護に緩衝材をしっかり巻いてお届けします。
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