釣りを楽しむ
釣りを知る
店舗情報
セール・イベント
ログイン
イシグロメンバーズ会員ご登録でオンラインショップでのお買い物が楽しめます。
店舗ご利用のお客様は、アプリダウンロードでより便利にお得に、お買い物いただけます。
検索
店舗情報
閉じる
イシグロ中川かの里店より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
(複合リペア、ガイド交換、リールシート移動、収縮チューブ、肘あて取付)
こんにちは、 工房担当の福田です。
今回依頼品は、
こちらの・・・、
「飛竜クロダイT-53UM・F」です!
今回の依頼内容は、・・
① 純正ガイドを外してIMガイドを取り付けます。
計6個をIMガイドに交換!!
➔
② 純正リールシートを1.5㎝上部へ移動、
シート下からゴムエンドまで収縮チューブを入れます。
③ 黒鯛工房の肘あてを指定位置に取り付けます。
以上この3点の作業を実施!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは、
①のIMガイド交換から!
➔
純正ガイドを外して、ガイド固定位置の外径を測り、
数値の近いIMガイドをチョイス!
一度ガイドを組んで見てバランスの調整をします。
➔
指定個数分を組み、純正ガイドは袋に保管。
・・・・・ 追加作業の提案・・・・・・・・
IMガイドを取り付けた所、
元竿の固定ガイドとの高低差が発生!
お客様に作業内容の説明と追加作業に伴い、
発生する料金のご了解、ご了承も頂いて作業続行!
元ガイドの交換をさせて頂きます!
おすすめガイドは、
T-KWSG 10サイズを取付けます。
T-KWSG12だとバランス的にガイドが大ぶりになり、
ブランクとIMガイドとが不釣り合いになる為、
サイズを下げてT-KWSG10を取り付けます。
純正の元ガイドを外して下地を綺麗にします。
スレッドを巻きコーティングの厚みで、高さを調整してIMガイドの
ライン位置まで合わせたいと思います。
下地コーティングを2度行い、乾燥後Kガイドをスレッド巻します。
スレッド巻後、ガイド位置とスレッドの目を揃えてコーティングを実施!
➔
後は、遊動IMガイドを定数分サイズを合わせて完了となります。
ここまで、 ①の作業は完了しました!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
②プレートシートは、
現位置より上位1.5㎝アップさせ、
下に熱収縮チューブをゴムエンドまで入れます。
※細かく指示がされているので注意して作業を進めます。
プレートシート中央のダイワ名盤を外し、脚を止めてあるスレッドも除去。
プレートシートを外して、下地処理をします。
ブランクにこびりついているエポキシを丁寧に剥がします。
全部剥がす事は難しいので、収縮チューブを被せるのに、
表面の凹凸が出ない位まで処理をします。
ブランク表面を触り、多少ザラつきが残っていても、
エポキシ残骸の凹凸が無ければ、熱収縮させても支障はありません。
ロッドが細いので、こちらもラバー径が細い25㎜を使用。
フロントの商品ロゴ下に、被らない様に位置確認します。
指定の長さは、エンド部のゴム口付近までチューブを入れます。
縦にも若干収縮するので、こちらの方が長さの見極めが難しいです。
ある程度感を働かせて、予定位置より少し長目に収縮させます。
収縮前にチューブの切り口を揃えて切っても、
熱収縮は均等にならず、必ず歪みが発生します。
そこで、歪みが出ている端部をカットします。
必ずデザインナイフの刃先は新品に交換します。
カットする位置にマスキングテープを2周巻きます。
端のゴム部を引っ張りながら、デザインナイフでゴムだけを切って行きます。
変えたばかりの刃は良く切れるのであまり力を入れず、
添えあてがう様に、マスキングに沿って動かすと上手く切れます。
(ブランクに触れない様に)
その動作を上下のゴム端に行います。
プレートシートを指定位置、元の位置より上部に1.5㎝移動し、
スレッドで巻き上げて行きます。
収縮チューブの切り口から、巻き始めたスレッドが崩れない様に、
エポキシコーティングをします。
後から綺麗に仕上げるので、今は固定を先行させた作業となります。
上記分乾燥後、2回コーティング後シートセンターの名盤を取り付けます。
ここまで、 ②の作業は完了しました!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③黒鯛工房の肘あてを、
指定位置へ取り付けて行きます。
黒鯛工房の肘当ては、人気がありますね!
カーボン素材で軽く、肘を当てがっても違和感無くフィットします。
取付けの注意点として、
・キズが着きやすいので、取り扱いに注意!!
ぶつけると割れる・折れる。
・スレッドを巻くつま先が丸い、
巻く幅が短いなど若干の加工と工夫が必要となります。
製品のつま先は丸っこく、ブランクと合わせても段差が大きい事が伺えます。
この状態ではスレッドが巻き難いので、つま先を丁寧に削ります。
機械で削ると早いですが、削り過ぎてしまう可能性がある事と、
削り面が雑になり易いので後処理が必ず発生します。
この作業に関しては、ヤスリでの手研ぎ作業を丁寧に行う事が大事です。
作業前に肘当ては、マスキングテープで一応3重巻きします。
ヤスリ掛けで、ヤスリの先が流れる方向は特にテープは厚目に!!
過去の経験から保険作業は必ずした方が安全です。
※ヤスリ掛けは、力が入ると必ず意図しない方向へ流れます!
カーボン表面をガリッたらアウトです。
削る方向は一方通行で行います。
上から下へ、が基本動作です。
下から上の動作は、折角作っているエッジを削る事になり、
丸っこいままになるので、下方面からは削らない様に!
指定位置の確認と、スレッド巻幅を確認して巻き上げます。
削り作業の効果はこの時に出ます。
スレッド巻きも、段差がほとんど無く綺麗に巻き上げる事が出来ます。
2回目のコーティングを掛けた状態です!
コーティングも完了!バットゴムも脱着式!
収縮チューブのカット面でしっかり合わせました。
以上で、 ③の作業も完了しました!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作業が完成しましたので、
依頼店のイシグロ中川かの里店へ、
定期便にて返送致します!
イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!