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タックルオフ中吉田店より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
(分類・投げ竿ガイド交換)
こんにちは、工房担当の福田です。
今回の依頼品は、こちらの、、、
シマノ
「キススペシャル 405EX」です!
まだまだ続く! 投げ竿のガイド交換、
今月は激集中しています!!
今週の受付も、S社の勢いが止まらない!
D社の追い込みがあるか!
7点ガイド仕様を、➔ 6点ガイドに載せ替えます!!
※この頃6点ガイド交換の受付けが増えています!
T-RVTG25FH6ガイドセットを使用!
チタントルザイト、最先端ガイドセット使用!!
個人的に、このガイドセットを取り付けるのは、
初めてなので楽しみです。
竿を拝見した所、お客様が巻いたのか、同業者が巻いたのか分かりませんが、
細かく丁寧に作成されていました。特にガイドの股下ラピーテープは、
内側が約1㎜、外側が約0.6㎜~0.8㎜でテープ処理がされています。
オーダーでは同じ仕様をご所望されているので、同じ仕様でチャレンジします!
今回は持ち込まれた竿に、
ラピーテープが使用されていました!
そこで、ブログで何回かご紹介しました、
ラピーテープの性能を、解体しながらご紹介します。
それでは、ガイドを丁寧に外して、、
マスキングテープを貼り、ガイドのセンターに印を付けておきます。
ラピーテープにキズを付けない様に、下部脚のスレッドのみを剥がして行きます。
同じ作業を上部脚にも行いスレッドを除去します。
ガイド脚元をアルコールランプで炙りガイドを剥がします。
エポキシが緩くなれば、周りに付いた余分なエポキシも簡単に剥がせます。
ラピーテープも端から剥くと、綺麗に剥がれて元のブランク状態に戻せます。
ラピーテープを貼っておけば、
こんなに綺麗に剥がせます!
※エポキシを剥がす時も非常に楽です!
※キススペシャルなど白い竿は、どうしても日焼けの後は残ります。
ブランクの方が日焼けをしているので、ラピーテープ下は綺麗な状態です。
・・・・・スレッド巻きへ・・・・・
#1と#2のガイドを外し終えたので、
#1からガイドを取り付けます。
通常投げ竿のスレッドはDスレッド(太)を巻くのですが、
この竿には、Aスレッドが使用されていました。
ラピーテープを細目に出す場合は、DスレッドよりもAスレッドの方が、
細かな調整が出来るのと、目が細かくなるので表面が綺麗に見えます。
※同じカラー 左がAスレッド・右がDスレッドです。
目が細かな方が断然綺麗に仕上がります。
チタンのKガイドから、
チタンRVガイドセットに取り付けます。
➔
オーダーフォームとお客様からのガイド指定数値を確認します。
6点ガイドは、TOPガイドから固定1Gまでのストロークが長くなり、
180㎜からの始まりとなります。
位置とラピー幅が分かれば、後はいつも通りの作業となります。
ラピーテープの幅は18㎜あります。使用されている幅は、
15㎜なのでテープをカットし、幅を合わせて使用します。
目玉のRVガイドの取付けをします。
足下のラピー位置を貼るまで若干手間ですが、
しっかりと数値位置の確認が出来れば綺麗に仕上がります。
テープ幅のスレッドも細く、形も綺麗に出来たので後はコーティングのみとなります。
・・・・プレートシート交換に入ります。・・・・
こちらもスレッドから丁寧に剥がして行きます。
シート回りは特にエポキシが、シートの隙間に固まっています。
ラピーテープを剥がすと、ほとんどのエポキシが一緒に剥がれるので、
作業としては、とても楽に処理出来て綺麗になります。
一緒に持ち込まれたサンプルロッドの位置を参考に、
同数値で取付けとなります。
シートの基準位置を決めてラピーテープを貼ります。
後は、測って、貼って、の繰り返しで出来上がりです!
スレッドが細いと出来上がりも綺麗です。
テープ出しも1㎜前後が引き立つ様に思えます。
今回は、テープ回りのコーティングは、
細筆作業で丁寧に行う事が出来ました。
乾燥時間も十分取り完了!!
完成しましたので、
隣店のタックルオフ中吉田店へ、
完成品を渡します!!
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