店舗ブログ

　イシグロ岡崎大樹寺店より、

　　リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!

　　　　　　　　　       （Ｕガイド・リールシート取り付け。）

　こんにちは、

　工房担当の福田です。

　今回の依頼品は、がまかつの、、、

　「がまメバル一波　硬調6.3ⅿ」です。

　依頼内容は、

　①宇崎ニッシンのＵガイド、Ｆトップの取り付け。

　（Ｕガイドサイズ位置はお任せ）

　②リールシート取り付け。（位置お任せ）

　③元竿部、PKWSG6の取り付け。（位置お任せ）

　　スレッドはブラック使用。

　それでは、指定のＵガイドを取り付けます。

　メバル専用・のべ竿!!　同じ長さ6.3mのUGタイプのロッドを参考に、

　＃1から節毎のガイド位置と、プレートシート位置を決めて行きます。　

　トップガイドとUガイドは、ニッシンのタイプを使用!!

　回転トップ下からカットでしたが、外せたのでカットはしません！

　TOPガイドは外せるのであれば、穂先の長さは極力カットしない方が良いです。

　Ｆトップの0.9でバランス良く付きました。

　Ｕガイドのつま先部は、2，3回ヤスリ掛けします。

　面取りをする事によりスレッド巻き時、

　段差とスレッドのささくれなど、些細なトラブルも防げます。

　＃1は当初、UガイドのMでバランス良く配置して巻いたのですが、

　＃2に一度差し込んだ所上手くスライドせず、

　＃2内径にガイドが触れて出し入れがキツイ状態でした。

　無理に使用すると内部でブランクが裂ける可能性があるので、

　ここはガイドをワンランク下げます。

　＃1に使用しているガイドサイズを、ＭからＳに変更しました。

　＃1の最終ガイドは、どのメーカーもバランス位置が上位にあったり、

　＃2からの引き出し時、キツメの位置に付けざる負えない状態が多いです。

　それは、製品上の都合もありまして、、、

　＃1は穂先がソリッドの為、継ぎ足す事が出来る太いパイプ内径が選ばれます。

　その為に、＃2を通す事の出来るガイド位置が、

　太くなったソリッドの継ぎ足し部より、通常前に取り付けられるので、

　ガイドバランスは見た目が悪くなります。

　実際は魚が掛かると＃1は、ほぼ真下に絞り込まれる為、

　見た目ほどロッドバランスに支障は出ません。

　荷重が掛かる＃2・＃3のガイドは、しっかりバランスを取って行きます。

　特に今回お預かりしたロッドは、メバル竿なので硬調タイプとは言え、

　通常のUG専用の調子とは違うはず、、。

　曲りが気になります。

　＃1の全ガイドは、Ｓサイズを使用します。　

　　　　　　＃2以降は、Ｍサイズを取り付けます。

　Ｕガイドのバランスはお任せなので、

　切りの良い数値でバランスを取りました。

　穂先の色が変わるカラーポジションに上手くＵガイドが乗る様に、

　数値を見て取り付けてあります。

　＃2以降は、サイズＭを使用します。

　後は、バランスを見ながら各玉口と中間節にガイドを配置しました。

　玉口ガイドは、Ｕガイドが玉口から頭が出ない位置で取り付け。

　　元竿の玉口ガイドは、

　　　　　　　　　　PKWSG6を取り付けます。

　玉口からリングトップ15㎜位置へ、後は前後10㎜でスレッド巻きします。

　スレッド表面を慣らしてコーティングします。

　これで、ガイドの取り付けは完了しました。

　リールシート取り付けが終わるまでしっかり乾燥させます。

　プレートシートも位置は任されていたので、

  他のUガイド竿と比べて、大体同位置へ取り付けます。

　プレートシートのつま先を前後しっかり削り、ブランクとの接地面を確認します。

　ロゴの反対側にプレートシート取り付けとなります。

　シート位置の上下にシルバーラインがあり、

　振り分けたら丁度、上下共に20㎜確保出来たので、

　この数値でスレッド巻きします。

　シルバーラインは上下共残し、

　ライン上からコーティングしたいと思います。

　コーティングも完了しました。

　依頼内容も無事完了しましたので、

　依頼店の

　　イシグロ岡崎大樹寺店へ、

　　　　　　　　　定期便にて返送致します！

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