店舗ブログ

こんにちは。

イシグロ　タックルオフ　高林店です。

皆さんはリールをオーバーホールに出したことはありますか？

竿などのようにリールには保証書がついていません。（電気部品部の保証書は除く）

それは、全てが消耗パーツでできている精密機械だからです。

金属同士、金属と樹脂、樹脂同士が直接こすれる、回転する、かみ合うことで、パーツが摩耗していきます。

また、オイル分の揮発、水分、塩分などでグリスが劣化したり、金属部が腐食したりするなどすると、

普通に使っていても、気づかないうちにパーツの消耗がすすんでしまうことがあります。

特に最近のリールはパーツの精度があがっており、なおかつ自重も軽いものが増え、

少し前なら、こんなものかと思っていた些細な消耗や駆動の際のフィーリングも、

最近のリールでは、最初の軽快な使い心地と比べて、あれ？こんな感じだったかな？と

感度がよいせいで、以前よりも違和感を大きく感じやすくなっています。

そんな時はメーカーへオーバーホールを依頼するのが一番です。

最近のリールは特殊加工がしてあるものもあり、ご自身で開けてしまうと、組み直しても元の性能に戻せないこともあります。

どこのメーカーもオーバーホールの基本料金は3000~4000円くらいが目安です。

それに、状態の悪くなった（メーカー基準で交換推奨部）パーツの代金が足されていく形です。

各メーカーのオーバーホール金額はメーカーホームページでも紹介されています。

シマノHP　オーバーホール関連ページ

ダイワHP　オーバーホール関連ページ

お預けになる際に、金額の上限を設定していただくと、その上限を超える場合は、見積もりがメーカーから教えてもらえるので

そこで、作業の可否を判断することができます。

注意点として、型式の古いものはアフターパーツがなく、修理不能な機種もあります。

また、社外品パーツがついているものも対応してもらえませんのでご注意ください。

そして、GWやお盆、年末年始などメーカーが休業する期間前後は、

大変込み合いますので、お預けになる際はご注意ください。

メーカーのオーバーホールへ出す推奨頻度は年1回です。

ご来店の際は、お気軽にお問い合わせください。

※現在、コロナ禍で、修理、オーバーホールはどのメーカーさんも込み合っています。

完了までお時間がかかる場合がございます。ご了承下さい。