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イシグロ中吉田店より、
リメイク、リペアの依頼品が入荷しました!!
(グリップ破壊後、パイプシート取り付け)
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、ルアーショップおおのさんの
「新品グリップ」です。
※グリップのみお預かりで本体名が分かりませんでした。すみません、、。
依頼内容は、
「グリップを破壊して、
パイプシートを指定位置に取り付け」です。
余分なパーツを除去ブランクを剥き出し状態にして、
指定位置へパイプシートを取り付けます。
今回は、途中までの助っ人リメイクです!!
※途中作成のお手伝いをさせて頂き、
後の組み立てはお客様へお任せ致します。
・・・・フロント部・コルク除去。・・・・・
大方コルクをを取り除き、後から細かな作業に移ります。
・・・・・リア部・コルク除去。・・・・・
こちらも、大方コルクを剥がし終え後からヒートガンで温めて、
ブランクにこびりついた残骸を処理します。
・・・・フロント部スレッド剥がし。・・・・
ヒートガンで温めてスレッドとメタルパーツを外し、
上手く綺麗に外す事が出来ればお客様へ返却。
ここまで大まかに処理も完了!
後はブランクの表面処理とパイプシート外しになります。
ブランクが剥き出しの状態でお客様にお渡しになるので、
目の細かな耐水ペーパー800番でブランクの表面を処理します。
パーツは、TCS SD18CC を指定位置へ取り付け。
現状のパイプシートを破壊する前に、ブランクのセンター位置に印を付けます。
これからが本番!!
パイプシート破壊の仕方。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パイプシートは、大きく2タイプあります。
スピニングタイプのパイプシート
筒(円柱)タイプで全体的に、厚みに大きな変化は無く、
破壊しやすい形状です。
アクリルカッターなどでケガキを入れる箇所は、フードの移動を助ける溝部。
一番失敗が無く丁寧に破壊出来ます。
ヒートガンで満遍なく、全体に熱を加えられるので接着剤が緩むのも早いです。
初心者でも比較的に綺麗に処理できるのがスピニングのパイプシートです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ベイトタイプのパイプシート
トリガーなど突起物やグリップのデザインから、
部分的に厚みが変わり破壊しにくい形状です。
ベイトのパイプシートも、スピニングと同じくフードの裏溝から攻めます。
側面もケガキ作業がしやすく、破壊箇所の足掛かりを作れます。
ニッパーやペンチを足掛かりの箇所から効率よく破壊して行きますが、
力任せの作業は手元が狂いケガをする可能性が高くなりますので注意!!
ヒートガンを使用して、パイプシートを温める事で、
アクリルカッター、ニッパー、などの刃が立ちやすくなります。
今回は特にブランクにキズが入る事はNGなので、
常にアクリルカッターの刃がどの位沈んでいるかを確認しながら作業を進めます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは、
ウィークポイントを押さえて、 パイプシート破壊!!
いつお世話になっている工具を出して破壊開始!!
無理に力を入れるとブランクの破損やケガに繋がります。
今回は特に、
ブランクにキズを付けない様に外す事も重要。
ヒートガンで熱を加えながら外します。
パイプシートを外し終えたらブランクの表面処理を行い細かなエポキシの残骸や、
削って出来たカーボン表面のデコボコの下処理をします。
カーボンパイプの玉口からパイプシートの口までが130㎜となります。
コアテープでアーバーを作り、後は接着のみとなります。
指定内容まで完成!!
後はお客様に引き継いで頂きます。
それでは、依頼店で隣接しているの
イシグロ中吉田店へ、
商品をお渡し致します。
パーツの残品はお客様に返却。
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