釣りを楽しむ
釣りを知る
店舗情報
セール・イベント
ログイン
イシグロメンバーズ会員ご登録でオンラインショップでのお買い物が楽しめます。
店舗ご利用のお客様は、アプリダウンロードでより便利にお得に、お買い物いただけます。
検索
店舗情報
閉じる
タックルオフ高林店より、
リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!
(分類・グリップ交換)
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、
「トランスセンデンス・プルクラ62B+」です。
依頼内容は、
①「セパレートグリップから、
シェイプを加えたストレートグリップに作成」と、
②「タングステン・
バランサーエンドキャップの取り付け」です。
※こちらのセパレートをEVAストレートにして、
新しいバランサーウェイトを付けます!!
・・・こちらのロッドは、非常に興味深い特長があります!!・・・・
トランスシステムと言う、ロッドピースの組み方を変える事で,
可変長させる事が出来るロッドです!!
付属のブランクを組み直すと、
4ピースで組んで、6ft2㏌ロッド!!
5ピースで組んで、7ft3㏌ロッド!! に変身!!
フィールドに対応して、ロッドの長さを変える事が出来るメリットがあります。
ブランクレングスを2タイプ使用できる最強のパックロッド!!
※この2本の元上部を入れ替え、レングスを変えてフィールド攻略が出来る優れモノ!!
こんな特殊な特徴を備えたロッドを、
今回は、①「セパレートグリップから、
シェイプを加えたストレートEVAグリップ」にリメイク!!
現行のセパレートタイプを、
シェイプを加えたストレートタイプに変更!!
・・・・今回使用するバランサーウェイトについて・・・・
純正で使用されているのが、
このEWBCのエコノミーウェイトバランサーキャップです。
ウェイトの脱着はドライバーでエンドのカバーと、
内部センター止メしてあるネジを緩めて、
ウェイトの調整しますが、、、ちょっと面倒臭いです。
※(ドライバーが無いと、釣り場で直ぐに調整が出来ません。)
今回新しく取り付けるタイプが、
TWBCのタングステンウェイトバランサーキャップです。
今回付け替えるエンドバランサーは、EWBCより新機能を備えた後継機種になります。
バランサーウェイトの交換も、エンド部がスクリュータイプになっていて、
ウェイトを差し込んで(増・減)調整が非常に楽になったタイプです。
しかも!タングステンで幅も薄くなり、装着も0~5枚まで可能となり、
ロッドのバランスから操作性もグッとアップします!!
交換おすすめのバランサーウェイト!!
※直近のブログでも取り付け交換させて頂きましたが、
ロングロッドを立てて操作するお客様には一押しリメイク!!
ロッドワークがだるくなったらエンドバランサーを、
好みのウェイトバランスに変えて見ては、、、。
操作性向上のサポートパーツです!!
タングステンのバランサーウェイトは、1枚からバラ売りされています。
旧タイプのWBCにも互換性あり。
1枚10.65g×5枚=53.25gまで、
ロッドのウェイトバランスが、
約10gから50gまで変わるのですから、
ロッドは別物になりますね!!
ロングロッドの持ち重りは、
バランサーを取り付ける事である程度解消出来ます!!
気になるお客様にはおすすめ品です!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
②「タングステン・バランサータイプの、
エンドキャップに取り付け」
こちらが、旧タイプのエンドキャップ。
エンドのゴムキャップを外して、
センター止メしているネジを緩めてウェイトを交換。
こちらが交換取り付けするTWBC21P。
純正数値を一応測っておきます。
EVAから剥がしてからエンド部も外します。
セパレートの下部(エンド)を外したので、、、
セパレートの上部コルクを剥がします。
コルクを剥がして、アルミパーツも外して、、後はブランクの表面を綺麗にします。
目の細かな耐水ペーパーで最終削りを行い、、、。
EVAを差し込んで仮組し、
ストレートからシェイプをどの様に、
入れて行くかイメージします。
エンド部の内部センターは、
ネジ部が剥き出しになっているので加工が必要になります。
そのまま接着するとネジ内部に接着剤が入る可能性があるので、
センター部を保護しながら継ぎ足すカーボンを用意します。
バランサー内部と本体ブランクの接続部を加工。
パイプをカットして表面と内部の削り処理を行い、
接着剤の強度アップ補助します。
内径に合わせてコアテープでアンコを作成。
アンコは接着剤を溜めたい為、
2㎜程沈めて作成してあります。
接着時はスクリュー部とタングステンは外します。
センターのスクリュー部に、
接着剤が浸透する可能性があるからです。
バランサー部の加工はこれで終了。
グリップ部はマスキングをグルグルに厚目仕様、
グリップのキズ付き防止は念入りに!
EVA内径に合わせてコアテープでアーバーを作成。
EVAの高さやブランクの差し込み具合を確認します。
旋盤機に使用するセンターの受軸を作成して、、、
EVAの削り(シェイプ)!!
オーダーフォームの絵を参考にしました。
EVAはショートタイプですが、
ストロークを稼げた形に削れたと思います。
バランサーも一度仮組みをして、
再度各部の取り付け面を確認。
最終チェックもOK!!
エポキシで接着し完了となります。
パワータイプのロッドはセパレートより、
ストレートタイプの方が扱いやすいですね!
EVAの表面に炙りを入れて面を整えて完成しました!!
依頼店タックルオフ高林店へ、
定期便にて返送致します!!
外したパーツも一緒に返送致します。
イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!