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タックルオフ鳴海店より、
リメイク、リペア依頼品が入荷しました!!
分類 (繋ぎ修理とカーボンロービング)
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、ダイワの、、、。
「極鋭ヒラメ H-300-R」です。
依頼内容は、、、。
「カーボンロービンによる、繋ぎ修理」です。
破損状態は、裂けながら破断している。
破損部、(エンドグリップ側) 下部。
折口から、亀裂約30㎜あり!
破損部、(リールシート側) 上部。
折口から、亀裂約20㎜あり!
肉厚は、1.2㎜近くあり。
ベストな処理方法は、上下分50㎜はカット。
そこからロービングが無難。
セパレート(ブランク部)のカーボン部が、全長約150㎜あります。
カット処理全長が50㎜、残は100㎜と短くなり、
全体的にロッドのイメージが変わるので一度確認。
受付け店スタッフを通して、お客様に状況説明、、、。
お客様のご要望は、、
「長さはキープして、ロービングのご希望。」
了解しました。
それでは、芯材をガッチリ入れて、破損部ごとロービング!!
マスキング内が50㎜。 カットした場合は、こんな感じとなりかなり短くなります。
今回は、長さはしっかりキープと言う事で、
破損部を丸ごとロービンし、綺麗に処理して強度を出します。
インロー芯もしっかり強度アップ!!
インロー芯の中に、インロー芯を入れる。
接着剤で芯材内部に塗り、空気を抜いて接着。
全長は200㎜あり、半分の100㎜を芯材として使用。
100㎜芯材の中心で分けて、50㎜、50㎜でセパレート内をまたがせます。
コアテープで、隙間を処理し接着の準備。
一度仮組みして、具合を確認。
グリップ方向を確認、、、
店頭商品。新品セパレートグリップの方向を確認して、、、。
全体を仮組みすると、こんな感じになります。
Dマークが上ですね。
合わせても、破損部の亀裂が大きいので、
丁寧に段差を処理したいと思います。
上下ブランク内に、しっかり5分間エポキシを塗り込み、
ブランクを差し込み合わせます。
その時剤が溢れますが、そのまま隙間を埋めるパテ替わりにします。
剤がしっかり乾燥したら、後は平らになる様に、
ひたすらサンディングします。
この時点で、
触って少し、デコボコが分かる状態。
ひたすら平らになる様に、
ゴシゴシ、ゴシゴシ削って、
この状態で、
目を閉じて触れても、段差が分からない状態!!
見た目は直ぐに分かりますが、
デコボコが処理出来れば、後のロービングが綺麗に処理できます。
後はロービング。
3Kカーボンを、2重に巻いてコーティング!!
2重巻きもなるべく、平行に綺麗に巻くと、
後の削り処理が、非常に楽になります。
硬化促進のライトアップ!!
硬化後、平らに削る作業をします。
デコボコも無く、綺麗に処理出来ました。
後はコーティングで完成!!
セパレートのセンター部がカーボンロービングとなり、
色がカーボン素材色になるが、
「ホルダーポジション」です!! と誤魔化せる?かな、、
芯材も折れ中心から上下に50㎜、
100㎜入っているので、強度出しも申し分ないと思います。
ご依頼店の、
タックルオフ鳴海店へ、
定期便にて返送致します。
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