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イシグロ豊田店より、
リメイクの依頼品入荷しました!
(分類、グリップ交換・コルク)
依頼内容は、
「リア、コルクグリップ交換」です!
こんにちは、
タックルオフ工房、
担当の福田です。
今回のリメイク品ご紹介は、
グリップエンド破損から、
グリップ交換の作業を、
ご紹介致します。
※この様に、コルクタイプのエンド部は、
力の掛かり具合で、折れてしまう事があります。
・それでは、
フォーナインマイスター60UL
リアグリップ交換作業を進めます。
・パーツは、釣り工房マタギの、
ストレートコルクSTN15-27-11と、
エンドは集積コルクRCB16を使用し加工して行きます。
これからカット、
削り加工を行います。
指定のグリップ全長は、150mm。
・破損グリップを剥がしていきます。
ペンチ等でコルクは、
簡単にむしり取れます。
※ブランクにキズが付かない様に、
慎重に行います。
・少しずつ剥がしていきます。
コルクを剥がし終わったら、
ブランクに残っているコルクも綺麗に取ります。
ブランクの地までしっかり出し、
表面のカスは取り除きます。
純正の金具は、簡単なリングタイプではなく、
受けのコルク内部加工が必要な為、
内径の削り出し加工を実施します。
※内部の削り出しも無事終了しました。
コルクは素材の質により、
時々割れる可能性がありますが、
今回は、上手く処理出来ました。
コルクグリップを指定の長さにカットします。・・・・カット後、表面の削るに入ります。
コルクの表面を削りバットエンド径に合わせます。
パーツ加工は以上となります。
仮組みのチェックもOKでした。
後は接着のみとなります。 ※仮組みをして調整をして行きます。
・接着に入ります。
ここで失敗すると今までの作業が、
すべて無駄になるので、
パーツを入れて接着の手順を、
しっかりイメージしてから、
5分間エポキシを使用します。
5分間エポキシは、
A剤(主剤)B剤(硬化剤)を1:1で、混ぜて使用します。
混ぜ合わせた時点から硬化が始まるので、
5分内での処理に自信が無い場合、
より慎重に作業を進める時には、
30分など硬化時間が遅いタイプも販売されているので、
そちらをお勧め致します。
※パーツの接着順を確認! ※受け側のコルク内にも、エポキシをしっかり塗り込む。
※はみ出したエポキシは、
溶剤で拭き取っていく。
出来れば硬化するまで様子を見る。
※意外とエポキシが、
後から染み出してくる場合が多いので、
注意が必要!
・コアテープで、
間隔を空けてアーバーを作成して行く。
・こんな感じで、コアテープで、
山と谷を作りエポキシが、
溜まる場所を作り、
接着の強度を高める作業を行う。
・グリップの接着も無事終了!!
・・・ですが、
コルクは、旋盤機で高速回転で削ると
どうしてもコルクの目止めが取れてしまうので、
跡処理が必要となります。
旋盤機使用 →コルクの目抜けが、大体発生します。 パテで穴埋め処理します。
その時は、コルクパテで、
穴埋め補修を行います。
「ジャストエースの補修コルクパテ」です。
こ~んな感じで穴に塗り込んでいきます。
爪楊枝で少しずつパテを取り、
穴に押し込みながら、
コルク表面より多く盛ります。
※なぜ多く盛るかと言うと、
乾燥後パテ内の水分が抜けてしまい、
へこんでしまいます。
ヘコみ量を考慮して、
少し多く盛ります。(この状態をヒケと言います。)
※パテを押し込みながら多く盛ります。 ※乾燥するとパテが白っぽくなります。
・耐水ペーパーの600番(目の細かなペーパーであればOKですが、
あまり細かいと時間も掛かります。)を使用します。
・削りが行われない所は、
必ずマスキングテープを実施します。
ペーパーでキズが付かない様に保護します。
・ペーパーで少しずつコルク表面を削って行きます。
・コルクの目止め処理が終わり、
コルクのグリップ交換も完了しました。
それでは、定期便にて、
イシグロ豊田店に配送致します。
タックルオフ工房は、
イシグロ25店舗、タックルオフ8店舗の
アフターフォローのお手伝いしております。
お問い合わせは、
最寄のイシグロ釣具店スタッフまで!
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