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こんにちは!
リサイクル・メイキング担当の堀田です♪
いつも修理・改造のご依頼、誠にありがとうございます♪
当店右奥には、ロッドビルディングコーナーがございますのでビルディングに挑戦したい方はお気軽にお声かけくださいね(^^)
前回に引き続き、今回は「延長の土台となるブランクにカーボンパイプを接着」していきますよ(^^)/
前回ブログはこちらから・・・イシグロ彦根店 ロッドカスタム グリップ延長!その①
方法としては、リールシート下から7cmでブランクをカットしてカーボンパイプを被せて延長する方法でやっていきます。
まずは、ブランクとカーボンパイプをカットします。
※カットはパイプ用ノコギリを使います。
全工程としては、
ブランクにカーボンパイプを被せた後EVAグリップを被せて接着するのですが、エンドキャップの内側のくぼみが15mmある為、接着面を考慮してカーボンパイプをカットする必要があります。
EVAグリップ+メタルパーツの長さが310mm、エンドキャップ内側のくぼみ15mmと合わせると325mmとなりますので、カーボンパイプをその長さでカットしていきます。
カットしたら一度仮組みをし確認をしてみます。
次は接着。
ブランクの直径は12.4mm。カーボンパイプの内径は13mm。
この隙間をどう埋めるか!?この調整を怠るとカーボンパイプが左右どちらかに傾いて中心がとれずに接着されちゃいますm(--)m
今回は、そこまで隙間がないのでニチリン 補修糸(極細)を螺旋状に巻きこの隙間の調整をします。
この際、初めと終わりはスレッドを重ね合わせて止めるのはNG!重なり合った分厚みが出てしまい中心が取れなくなってしまうため接着剤を使って止めましょう♪
巻き終えたらスレッド全体に接着剤を染み込ませ、乾いたのを確認してからカーボンパイプを入れガタつきがなければ接着へ!
カーボンを接着する際には、5分硬化の2液性の接着剤を使いました。
各メーカー毎に配分が違うため一概に言えませんが、主剤1:硬化剤1を厚紙に出してから良くかき混ぜます♪
しっかり混ぜてあげないと効果不良を起こしてしまうのでご注意を!
ブランク、カーボンパイプ内側にそれぞれエポキシを塗っていきます。
塗り終えたら回しながらカーボンパイプを接着していきます♪
この時に螺旋状に巻いた糸と同じ方向で回さないとパイプ内で糸が剥がれてしまいますのでご注意を!
接着剤は、カーボンパイプを回しながら入れていけば上に押し出され全体に馴染みますよ!
上に押し出せれたら余分な接着剤をふき取って、カーボンパイプの接着は完了です!
※この写真からは分かりづらいですがエポキシはしっかり全体に付着しています。
今回はこれで終わりです。
余談ですが、もう一つの方法として以下の方法があります(^^)
それは剥き出しなったブランクに必要な長さだけカーボンパイプ延長する方法です。
作業効率などを考えて今回は先に説明した方法を選びましたが、セパレートグリップのリアを延長する場合は良いかもしれませんね!
それでは!!
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