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タックルオフ西春店より、
リメイク・リペアの依頼品が入荷しました!
(分類・グリップ交換)
こんにちは、
タックルオフ工房
担当 福田です。
今回の依頼品は、
「ファンタジスタ XグレイブFXNC-610ML MGS」の
グリップ交換です。
写真手前のロッドが、お客様のXグレイブです。
奥のロッドが、TO西春店よりお借りした、
サンプルロッドの「デプス ゲインエレメントGE-610MR」です。
今回の依頼内容は、
この特徴あるゲインエレメントグリップ!
瓢箪に似た独特なグリップにコルクを、
削りセパレートからストレートコルクにて、
シェイプ加工も加えながら作成して行きます。
それでは、
こちらのグリップを破壊して・・・、
こちらの特徴ある瓢箪型のコルクグリップへ加工して行きます。
セパレートからストレートへ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この場をお借りしまして!
何気に、ロッドの背景に入れたこの楯ですが!
名前もしっかり入っています。 そね よういち です! 大村さんは、富士工業の社長です。
うちのタックルオフ工房!
曽根マイスター(TO工房のボスです)が、
世界の富士工業社長に頂いた、
ロッドビルダー認定の楯です。
展示場所は!
イシグロ中吉田店内の・TOコーナーへ GO!
イシグロ店舗へのアクセス・営業時間のご案内や店舗発信の新着情報各種はこちら!
タックルオフコーナーへ! GO~!
タックルオフ中吉田店のコーナーに入り・・・、
中古品も絶えず、
てんこ盛りです~見に来てください!
ガラス張りの工房に突き当たると、
昼間でも輝いている楯が!!
お客様、他店スタッフもお近くにお寄りの際は、
ご覧頂けたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・リメイクに戻ります。・・・・・・・・・・・・・・・
セパレートのリアからコルクを剥がして行きます。
ペンチで、エンドキャップ回りの下から、
段々と上方に向け剥いて行きます。
バットエンドエンブレムは、
お客様からのご要望で、
再利用となる為慎重に作業を進めます。
純正のエンドを組み込むだけで、
見た目もかなり変わるので、
バットエンドエンブレムは、
重視しなければならないパーツです。
コルクを少しずつほじる作業となりますが、
細かな作業ほど、
時間をかけて丁寧にやった分、
後から引き立ちます。
バットエンドエンブレムも、
傷が付かない様に、
力を入れる時は、マスキングテープで、
保護しながら外す事が出来ました。
お次は、
セパレートのフロントへ移動!
コルクを破壊し、
パイプシート下のリングは、
再利用となります。
リングによっては、
曲がりやすい物もあるので、
丁寧に剥がしていきます。
パイプシートに付いている、
純正のロゴシールも外して、
後から使用します。
外した付属品は、紛失しない様に小袋に保管。
セパレートのワインディング以外は、
再利用します。
パイプシートを破壊する前に、
フード部は、傷が付かない様に、
上部に逃がしておきます。
マスキングテープで、
ブランク下地とフード接地面の擦れが、
無い様に、多目に巻き固定します。
フード位置にある溝に、
アクリルカッターでけがいて行きます。
ベイトタイプは、ここからが大変になります!
指定のフロントチェック下から、
綺麗にパーツを外し終わりました。
ブランクは、これからもう少し表面処理をします。
パイプシートは、 ECS SD16-11.0φ マスキング位置に入ります。
カラー指定は、「グロスブラック」
上記カラーは、マタギさんへ依頼済み!
入荷するまで、先にコルクの加工に入ります。
コルクを旋盤機で加工して行きます。
独特の瓢箪型のグリップ加工は、
以外と難しいです。
曲線が多いものは、
削りの進入角度を決めるのが、
難しいです。
旋盤機後のコルクは、
目止めが飛んでしまうので・・、
この、 ジャストエースの コルクパテ で穴埋めします。
フタを開けて、パテを爪楊枝ですくい取り、
穴が開いている所に埋め込みます。
ヒケと言ってパテ内の水分が抜けると、
盛った分量より痩せるので、
多目に盛り、後は紙ヤスリで調整します。
耐水ペーパーの800番・1000番の細目で、
表面の凹凸をならして行きます。
完成しました!
サンプルロッドと比較しながら削りを加えて行きます。
注文したパイプシートが、マタギさんから入荷!
早速ブランクに差し込んで位置を確認。
恐れていた事が・・、
パイプシートを外す時かなり慎重に、
作業を進めていますが、
元のパイプシートをズラす時に、
キズが入ってしまいました。
規約書にも記載され、
外す時の細かなキズはご了承されていますが、
この位でしたら消せる技術があるので、
ご相談を・・・、
グリップの見せ場の箇所にキズが・・・、
キズは、2㎜から2.5㎜あり、
遠くからでも白く目立つので、
気になります。
そこで・・・・、
お客様にご相談!
工賃金額が加算されますが、
ご理解頂きましてキズを消す方向で、
作業は再開! (ありがとうございます!)
ブランク表面のコーティングを、
耐水ペーパーで削ります。
ブランクタッチが出来る箇所を特に、
入念に確認してクリアー塗装に入ります。
塗装位置以外も、マスキングテープを使用。
クリアーも1回目終了!
15分程間隔を開けて、2回目の塗装を終了!
キズも綺麗に消す事が出来たので、
塗装乾燥後グリップ接着の作業を再開します。
表面の艶も綺麗になりました。
角度を変えて見ると、
光の筋も1本綺麗に入っています。
塗装を乾燥している合間に、
バットエンドの加工をします。
コアテープを、半分にカットして、
カーボンとエンド内部の隙間を無くす為のあんこを作ります。
出来上がり!
接着前にもう少し細かな所に手を加えます。
クリアー塗装も完成、グリップの接着に入ります。
キズもしっかり消す事が出来たので良かったです。
バットエンドエンブレムも、
補強材を噛ませて、
強度アップと外れ防止を実施。
再利用のワインディングチェックを接着して、
ブランクに、作成しておいたバットエンドエンブレムを差し込んで、
全体を確認します。
コルクグリップも無事接着も完了!
バットエンドエンブレムの方向を確認して、
こちらも無事接着完了!
リール脚の下に隠れるが、
無いと寂しい製品シール(メイバン)を、
パイプシート中央定位置へ、
接着します。
方向を確認して・・・、
接着完了!
無事オーダー通りに、
グリップのリメイクが完成しました。
それでは、
依頼店の「タックルオフ西春店」へ、
お借りしたサンプルロッドと共に、定期便にて返送致します。