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タックルオフ名東引山店より、
リメイク・リペアの依頼品が入荷しまいた!
(分類・IMガイド全交換)
こんにちは、
工房の福田です。
今回の依頼品は、こちらの
がまかつの「がま磯・インテッサ 2-53」です!
年代物ですが、今もなお大人気の竿、
状態も非常に綺麗です。
このお預かりしました品に、富士工業さんの・・・、
純正のゴールドサーメットガイドから、
IMガイドに全交換します。
オーダーフォームでは、
TOPガイドは、 T-LGST4サイズ指定。
他ガイドは、T-IMSG4.25-1.0から、T-IMSG9H-16.0まで、
ラインナップしております。
トップガイドから外して行きます。
グレーの軟質プラスチックは、
経年劣化が進むとすぐに割れたり、
変形したりします。
このロッドに使用されているゴールドのガイドは、
現在は廃盤になっている、
ゴールドサーメットと言うガイドです。
世の中がバブルの全盛期に、
各メーカーのハイエンドモデルのロッドには、
このガイドがほとんど使用されていました。
見た目もゴージャスで、チタンフレーム採用で軽量、
摩擦熱を放熱する性能は、現行のsicよりも高いです。
なぜ消えてしまったのか?
ナイロンやフロロカーボンならリングにキズは入らないが、
PEラインを使用するとリングにキズ(溝)が入り、
sicリングよりリング強度が弱いです。
PEラインをご使用されるお客様も多くなり、
時代の流れ、ニーズにより消えてしまったのでは、
無いかと思われます。
個人的には、磯竿が良く売れた時代で、
バブル期を象徴する思い入れがあるガイドです。
※チタンフレームを留めている、
グレーのプラスチック部は、
もともと柔らかい素材で、
熱や衝撃に弱く欠けたり、
変形が起こりやすい部分です。
ガイド取り外し時、
お客様からは、「最悪ガイド破壊もOK」 は頂いていましたが、
慎重にやっても玉口ガイドを3個破損させてしまいました・・・。(すみません)
ちょっと問題発生!
IMガイドの最大内径は、16φまでしかありません。
元竿の玉口は18φでした、
元ガイド部のみ固定ガイド使用となります。
お客様に受付店を通しご提案させて頂きました。
T-KWSG12であれば、
元のガイドリングと見比べても高さは、
問題が無いと思います。
サイズダウンで10にすると、
竿の太さに負けて見映えが悪くなるので、
このサイズをお勧めしました。
サイズ12以下であれば、
トップカバーにもスッポリ収まります。
こちらのサンプル巻きを、
おすすめしました。
無事お客様から許可も頂けましたので、
上記の作業を進めていきます。
ガイド脚つま先を削り、
スレッド巻きの段差を少なくします。
位置と巻き幅を決めて、
隙間が出来無い様に、
巻き上げて行きます。
コーティング中です。
コーティングは、
後1回実施してから、
IMガイドを組んで完成します。 元ガイド(固定1個)
#4の玉口付け(1個)・・・#3誘導Gと玉口付け(2個)・・#2誘導Gと玉口つけ(3個)
#1誘導GとTOPGの取り付け(5個)で完成となります。
全12個ガイド使用となります。
完成しました!
玉口がKWガイド使用ですが、
IMガイド交換で、軽さと糸絡み軽減で、
操作性アップは間違いないと思います。
それでは、
依頼店のタックルオフ名東引山店へ、
定期便にて返送致します。
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