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タックルオフ西春店より、
リメイク、リペア品が入荷しました!
(分類・グリップ交換・コルク)
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回のオーダーは、
セパレートからストレートコルクに交換し、
グリップのセンターから緩やかにシェイプ!です。
オーダー品は、
「ワールドシャウラ1702R-2・1703R-2」
です!
拝見すると、フロントとエンド付近の径は大体同じです。
長さが違うので、シェイプ位置と径に気を付けて作業を進めます。
純正の脱着可能なトリガーパーツは、接着固定のご要望でしたので、
セパレート下グリップ破壊後に処理していきます。
マスキングテープでグリップは保護して、エンド部から破壊していきます。
バッドエンドエンブレムは、再利用するのでキズが着かない様に、
コアテープで3,4回巻いておき、コルク本体の中心にテープを貼り、
センター部よりデザインナイフを沿わせて刃先を入れて行きます。
コルクの場合ある程度まで削り、後はペンチでコルクをむしり取って行きます。
塗装も剥がしてエンド部が見えてきました。
硬質のゴム製でバットエンドと一体式になっています。
エンド部を剥がすより、途中からカットして追い継ぎ接着加工をします。
余分な肉を削って追い継ぎがスムーズにできる様にしておきます。
もう1本も同じ様に、作業を進めます。
純正のワインディングチェックは、
後方から抜き取るだけの内径が稼げないのでカットします。
バットエンド部は、20㎜残しカットします。
スコーピオンのエンブレム方向を確認しておきます。
パイプシートのスクリュー部を全部剥がしてブランクのみにします。
マタギさんの コルクストレート STN30-28-13を2本使用して、
長いタイプと短いタイプのグリップをシェイプをかけながら作成します。
緩やかにシェイプをご希望でしたので、さほど時間も掛からず、
大まかな形を作っておき、接着前に最終チェックして削りの調整します。
1本は大体完了、もう1本を削って行きます。
カットしたエンドキャップを加工します。
追い継ぎ加工して強度も保てる様に、 内径に合わせてブランクを接着します。
先に、脱着式のトリガー部を接着をします。
コルクに当たるので内側の出っ張りを削り落とします。
もう片方もカット完了!! カット後エポキシで接着しました。
ゴムのエンドを、コルクに押し当てバットエンドの削り内径を確認します。
ゴムエンドをグリグリ押し付ければ、ゴムの跡がうっすら着くので、
後はデザインナイフで内部をくり抜いて行きます。
純正のリング外しは断念して代替えのリングを使用!
マタギのFPR-16リング(ゴールド)×2個使用します。
リング位置は、はみ出すとグリップのパーミング時に気になるので、
上部よりも下部のはみ出しに気を付けての作業となります。
接着前に、リングとの面位置や角度を確認しておきます。
コアテープでアーバーを作成!
コルクの接着完了!
追い継ぎ分のブランクの長さをカット調整します。
カット後ブランクの表面を少し耐水ペーパーで削り、
エポキシの接着面の食い付きを良くします。
最後の作業として、コルクは旋盤機に掛けると、
目止めが必ず取れます、大体表面を埋めてある所はすべて飛びます。
その為ほぼ新規での穴埋め作業となりますが、
丁寧にやると別物になるので、作業は特に時間を掛けて行います。
穴だらけですが・・・・
ジャストエースのコルクパテを塗り込んで行きます。
爪楊枝で、コルクパテをすくい取り穴に押し込み盛り上げます。
全体的にボコボコになりますが、後から表面仕上げをするので厚めに盛ります。
水分が多いので、乾燥するとヒケる事を考えて少し多めに盛ります。
➔
乾燥後は、耐水ペーパーの600番➔800番➔1000番で削りの処理を行うと、
かなり目が細かく綺麗になります。
そのとき、パテを丁寧に細かな穴まで作業を進めると仕上がりも綺麗になります。
これで、完了となります!
パーツとグリップの梱包をしっかり行います!
※今回のグリップ交換金額は、1本分パーツ含み13,000円(税別)位です。
作業も完了しましたので、
タックルオフ西春店へ、
定期便にて返送します!
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