店舗ブログ

イシグロ名東引山店より、

　　　　　　　　　　　　リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

　　　　　　　　　　　　　　　　分類（フェルール交換）

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、ゼニスの、、。

　　　　　　　　　　　「富士山竿弐」です。

依頼内容は、、。

「ブランクカットして、新しくフェルールを取り付け」です。

指定パーツは、

「ジャストエースのバットフェルール・9.0（シルバー）」

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こんな感じで、、、

イシグロ中吉田店のパーツコーナーに、

　　　　　　　　　展示販売しております!!

ジャストエースの、「バットフェルール」!!

サイズは、、

7.0・7.5・8.0・8.5・9.0・9.5・10.0・10.5・11.0の9サイズあり、

ポロポロと売れています!!

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それでは、オーダーフォームを確認！

マスキングテープ位置が基準値となり、

マスキングから、「富」をまたいで15㎜がスレッド巻き幅!!

フェルール内に入る長さを測ります。

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のぎす・・・・。

男子であれば、中学校の技術・家庭科の授業で使い方を習います。

当時は、こんな道具は大して使う事も無いだろう・・・、と思っていました。

今は、「ノギスが無いと仕事が出来ない！」大げさに言うと、

因縁浅からぬ道具です。

今使っているコイツは、、、

電池を交換しても、良く数値が消える。

しかも、電池を押すと消えて、フタを取るとつく、

数値が出たと思うと、インチ表示になる暴れん坊です。

ノギスを毎日なだめて、使用するテクニックが要ります!!

ノギスは、イシグロ各店でも、準備しているお店と、

準備していないお店が見受けられます。

各店、標準装備で行きましょう!!　デジタルで。

①簡易的なノギスは、しっかり測って、読み方で間違えるパターンがあります。

TOPの内径も0.数ミリ単位で変わります。

目視では、正確な数値は出せません。（簡易はやはり、簡易です。）

②デジタルノギスは、手頃な金額・大型表示で間違わない。

店頭でお客様に「これ、どの位の太さかなぁ、、」と聞かれた場合。

スタッフが素早く対応出来たらどうでしょう、、、

お客様と一緒にデジタル表示を確認すれば間違い無し!!

①簡易ノギス　　　　　　②デジタルノギス

店長～、デジタルノギス装備で、どうですか？

※（店長のポケットマネーで！）

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今回は、ノギスの特殊箇所を使用!!

後にあるスライド棒が、見えない深さを測る箇所です。

棒をフェルール内へスライドさせて、底面に着くまで差し込みます。

フェルール底面までが、32㎜となります。

基準値から、15㎜がスレッド巻き幅、

そこから32㎜の長さがフェルールに差し込む長さ、

フェルール32㎜ですが、若干底面が湾曲している。

心配なので33㎜でカットして調整幅を持たせます。

ブランクカット後、断面の削りと、接着面のサンディングを行います。

エポキシ5分タイプで、フェルール内にも注入、

ブランク面にも塗って接着します。

メタリックスレッドは、マタギ　9750を選び巻き終えるも、

ジャストエースのメタリックスレッド941の方が、

近いのではと指摘を受け巻き直しました。

確かによく見ると、マタギの方が赤みが強いです。

上が、カットしたブランク。

下が、スレッドを巻いた交換後のフェルール。

それでは、コーティングします。

完成しましたので、

ご依頼店の、イシグロ名東引山店へ、

　　　　　　　　　　　定期便にて返送致します。

キズがつかない様に、

緩衝材ぐるぐる巻きにして送ります。

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