店舗ブログ

タックルオフ高林店より、

リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!

（分類・ソリッドチューン）

こんにちは、

工房担当の福田です。

今回の依頼品は、　メガバスの、、

「デストロイヤー　霧雨　F0-63XKS」

依頼内容は、、、

穂先交換の「ソリッドチューン」。

今回はチタンではなく、カーボンバージョン!!　

指定のカーボン穂先を継いでカーボンロービング。

オーダーフォームを確認して、、、

指定パーツはジャストエース　ST-SPT66Fを使用。

穂先の長さもほぼ同じ、レングスの確保はOK!!

問題は調子、、、純正と比べると少し張りが強いかな、、、

選んで頂いたカーボンソリッドティップ。

折れた内径にほぼピッタリ!!　そのまま差し込み接着の前に、、

一作業ありまして、、、

タックルオフ工房では、接地面箇所を削り面合わせをします。

※販売元のジャストエースはソリッドティップが入る径までカットして穂先を入れて接着!!

通常はこの作業で問題無くご使用になれます。

工房でのリメイクは一味違う!!

ソリッドカーボンの段差加工をする!!　　そして、、、受部内の削りにも行う。

通常はブランクのカット面で止まる様に加工してある、

この段差を旋盤機で削り、、、

受け部をひし形に削り形成!!

そして、、

ブランクの内径も削り加工。

接地面が重要!!

数も多いぞ!!　棒ヤスリは角度によって使い分け!!

ソリッド穂先の差し込み部削り加工部と角度が合う棒ヤスリで、

玉口内部をゴリゴリ削り合わせします。

カーボンの差し込み部と受けの削りが合えば、

遊びも少なくより強度と調子が上手く出ます。

差し込み全長が35㎜あり、

25㎜差し込み分として残りをカット。

継ぎ部を2液のエポキシ接着剤で処理し完成。

表面処理として、

継ぎ部の段差が目立つので削ります。

指定スレッドは、メタリックスレッドの9830Aでガイド・ロービング部の処理。

元の折れた穂先ブランクからガイドを外して取り着け。

カーボンロービングの準備をして、、、

継ぎ部もカーボンロービング後に削り加工。

最後にエポキシコーティングして土台を作る。　

本当は継ぎ位置にガイドを配分したかったが、

他のガイド割り位置（バランス）の関係で、

継ぎ位置よりの上位部に配置。

カーボンソリッドを継いで、

継ぎ部にカーボンロービングして、

ガイドを巻いてコーティング完成。

ご依頼店のタックルオフ高林店へ、

定期便にて返送致します。

今回のリメイク金額は、、、パーツ代・ST-SPT66F　2,000円（税抜き）

　　　　　　　　　　　　　工賃代・15,000円（税抜き）となります。

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