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タックルオフ工房の曽根です。
今現在ロッドビルディングチャンネルの動画は、
50本ほどアップしております。
ロッドビルディングチャンネルはコチラから一覧が確認できます。
https://tackle-net.com/page0118/
その中で一番再生回数が多いのは、
折れた竿を補修する方法
です。
動画はコチラからご確認いただけます。
この動画、2年弱ほど前にアップして、今は
8万回以上
再生されています。
今でも一日に平均150回ほど再生されています。
弊社がアップしている全動画の中でも、トップ10に入る再生回数です。
人気YouTubeの再生回数に比べれば、足元にも及びませんが、このようなマイナーな分野としては、まあまあではないでしょうか。
最近ではいろいろな方が、いろいろな方法で竿をつなぐ修理をされていて、ブログや動画でもアップしてます。
その中で、つなぐ際の芯材に
金属素材
を使用されていることがあります。
ただ私は基本的にはあまりお勧めしません。
手に入りやすい素材としては、アルミやステンレスのパイプがあります。
金属は硬くて曲がりにくいというイメージがあります。
しかしこれらの素材は、一度曲がったら戻りません!
特にアルミは柔らかく曲がりやすい為、折れた個所のカーボン素材よりも強度が低い場合もあります。
普通に使用している分には問題なくても、大きな負荷がかかった時、接合部が曲がって戻らなくなってしまう可能性が高くなります。
カーボンやグラスの場合も、当然限界が来れば破損します。
しかし曲がっても戻ってくれるのが、金属との大きな違いです!
金属素材を芯材として使用する場合は、使用する箇所の素材(カーボン、グラス、竹)よりも、芯材の強度が高いことが前提です。
絶対ダメということでなく、カーボン・グラス・竹・金属といった素材から、ソリッドやチューブラなど適材適所で使用することをお勧めします。
船竿のバット部分には、よくアルミのバットが使用されます。
これらはそれなりに肉厚を厚くし、強度を出しています。
それでも大型の青物やモロコ(クエ)などがかかると、バット部分のアルミが変形したり、破損することもあるようです。
変形すると、バットジョイントの竿が分割できなくなったり、リールが取り外せなくなったりしてしまいます。
私も現物を見せてもらったことがありますが、魚の引く力ってすごいですね!