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こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
今回は初心者向けの仕掛け教室ではなく、ちょっとマニアックな魚を釣るための仕掛け作りで使えるちょっとした豆知識を紹介させていただきます。
皆さんはアカムツという魚をご存知でしょうか?
2014年9月、テニスの全米オープンで準優勝した錦織 圭選手の「ノドグロが食べたい」の発言でノドグロの名が一気に広まりましたよね。
このノドグロという魚、実はアカムツのことなんです。
実は私、2010年頃から数年間、静岡県の釣り場でのアカムツ釣りにどっぷりとはまり込んだ時期がありました。
おかげでタックルや仕掛けのことを学ばせていただき、更にはその後に担当になった愛知エリアでのアカムツ釣り普及に向けて、船宿さんにメニュー化へのお手伝いをさせていただきました。
釣りビジョンのこちら東海でも大山沖のアカムツ釣りの先生役で出演させていただきましたので、もしかしたらご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね♪
このアカムツ釣りでは針元に浮力のある部品を取り付けた仕掛けが良く使われます。
かつては発砲素材でできた流線型の中通しウキが使われてきましたが、発砲ウキの固定方法にちょっとした知識とコツが必要で、それを知らない方にとっては、仕掛け作りは難関ともいえるものだったかと思います。
その発砲ウキに変わって一気に広まったのがマシュマロボールです。
このマシュマロボール、浮力のある素材を使っておりまして、針先から刺してハリスにこきあげるだけでOK。
プニプニとした素材でハリスまで通してもずれにくく、大きさや色も選べる優れもの。
私も今ではこのマシュマロボールの愛用者となっています。
でも、「マシュマロボールを針先から通す」ということは、完成形の仕掛けでは、こんなの↓は、どうしても不可能。
また、アカムツ釣りで皆さんが良く使われているホタ針やムツ針は針先がこんなに ↓ 内側に曲がり込んでいるために、マシュマロボールのセンターに通すのが非常に難しいのも事実。
センターにしっかり通っていないと、沈下時や巻き上げ時のハリスの撚れにつながる可能性が大きいため、なるべくならばマシュマロボールのど真ん中にハリスを通したいのです。
で、私はこの道具を使っています。
ヨツアミ 柄付きニードルⅡ
先端に開閉できる爪がついています。
このニードルの先端をマシュマロボールに差し込みます。
しっかりと中心を通るように通してください。
反対側からニードルの先端が出たら、ニードルの爪を開いてハリスを挟み込み、そのまま引き抜いてください。
いかがでしょう、ハリスはマシュマロボールの中心を通っています。
これを使えば針元にお好みのデコレーションを施した後からでもマシュマロボールを取り付けることが出来ますね。
マシュマロボールはアカムツだけでなくオニカサゴの仕掛けなどでも人気のパーツですし、夜光タイプならば投げ釣りのセイゴ・マダカなどでも効果がありますので、皆さんも是非お試しください。
この柄付きニードルⅡ、極小から大まで5種類のサイズに分かれていますが、マシュマロボールを通した仕掛けを作るのであれば一番細い「極小」か、その次の「小小」がおススメですよ。
是非お試しくださいね♪